星座を見つけよう 2024年8月21日(水)
今回の「星座を見つけよう」では、星空を観察するときのコツや星座・星のたどり方をご紹介しました。星空は観察する場所によってその印象が変わります。街中では、見えてくる星の数は少なくなるためシンプルな星空を楽しむことができ、郊外であれば星の数が多くなることで星をたどる楽しみが増えてきます。自分自身がどのような場所で観察をするかを意識していただきながら、星空の違いをプラネタリウムで感じ、星を見つけていただきました。また、星図や星座早見盤を使った星の探し方もご紹介し、実際の星空で探せるようにプラネタリウムの星空で練習をしました。
星を探すときは時間と方角が大切です。ほかにも特徴的な星の並びや星の色、そのときの星の高度など、見つけるときに手がかりとなるポイントがあります。今の時季に見えている夏の星座を中心にご紹介しながら、一緒に星空で探していただきました。
また、星を探す際に星座早見盤やスマートフォンのアプリなどの道具を使うことがありますが、自分自身を道具として使うこともできます。例えば自分の手を使うことで、握りこぶしは10度、小指は1度など、手を分度器にして星の高さを測ることができます。
実際の星空でもご紹介したコツを使いながら星を見つけていただき、星探し、星座探しの楽しみをたくさんの人に伝えていただければ思います。
次回は、9月18日(水)に「宇宙はどんな世界?」をテーマに行います。天文学で理解されてきた宇宙の姿をご紹介します。