望遠鏡のしくみ 6月25日(水)

第2回は望遠鏡のしくみをはじめ、望遠鏡の種類や特徴・性能などをご紹介しました。望遠鏡が発明されておよそ400年が経ちましたが、少しずつ改良が重ねられ、現在の姿となっています。活躍する場所も地上だけでなく宇宙へと進出し、そこから宇宙の姿を見つめている望遠鏡もあります。現役の望遠鏡をご紹介するとともに、背景となる望遠鏡の歴史をみなさまと辿っていきました。

望遠鏡には、レンズを使用したものと鏡を使用したものがあります。また、望遠鏡を載せる架台も種類があります。手軽さやコンパクトさ、操作するときの特性などの違いを種類別にご紹介しました。次回の講座では赤道儀式の架台に載せた屈折望遠鏡を使いますので、この回で特徴をおさえておきましょう。
今回は座学がメインのテーマになりましたが、少しでも望遠鏡についてイメージいただけるように、会場には屈折望遠鏡や反射望遠鏡を設置しました。すでに望遠鏡をご自身でお持ちの方もいらっしゃいましたが、休憩時間などを使って望遠鏡を覗き、視野や見え方を確かめていただきました。
次回は、7月16日(水)に「望遠鏡を使ってみよう」をテーマに行います。実際に望遠鏡の組み立てや操作を行います。今回学んだ知識を生かしていきましょう。