【Aクラス】2020年7月4日(土)

 今年度は予定を変更して、7月から活動が始まりました。はじめに開講式を行い、クラブ員への会員証授与を行いました。

 最初のマジックは、「あふれない水?」です。二つのグループに分かれて、水がなみなみと入ったコップへ、いくつクリップが入るか、予想を立てて実験しました。表面張力のおかげで、思ったよりもたくさんのクリップが入る様子に、クラブ員は驚いていました。

 

 反応が大きかったのは、ボールペンが五円玉を通り抜けるマジックです。一目見て「どうして!?」という声が聞こえてきました。紙の筒とペットボトルを使うとうまくできるのですが、実際に自分でやってみると、タネに気づけたクラブ員がほとんどでした。

 最後に、「不思議な箱」というマジックに使える工作を行いました。偏光板を使うことで、箱の中に実際にはない黒い壁が見えるという仕組みです。ぜひお家でやってみてくださいね。

【Bクラス】2020年7月11日(土)

 Bクラスも、はじめに開講式を行い、クラブ員への会員証授与を行いました。

 「あっという間に沈む船?」は、新聞紙で作った船が、二つのうち一つだけ、あっという間に沈んでしまうというマジックです。船に細工をしたように見せかけて、実は二つ用意したうちの一つの水槽にだけ洗剤を入れるという仕掛けでした。

 洗剤には界面活性剤という成分が含まれていて、「ものを水にしみ込みやすくする」という性質があります。そのため、洗剤を入れた水槽は新聞紙にすぐ水がしみ込み、沈んでしまったのです。

 特に反応が大きかったのは、ペットボトルで風船を膨らませるマジックです。水に溶かしたクエン酸と重曹を混ぜると、二酸化炭素が発生します。一斉に実験したので、どんどん膨らむ風船にドキドキしているクラブ員がほとんどでした。

 この実験は、ペットボトルの中の様子を隠すことで、不思議なマジックになります。クラブ員の皆さんも、マジックの見せ方を考えてみてください。

 今回は、お家や100円ショップ等でそろう材料でマジックを楽しめる実験を行いました。テキストを参考に、ぜひお家でも実験を楽しんで、家族やお友達に見せてあげてください。

 

 次回は、9月の活動になります。科学パート「電気で大実験」です。お楽しみに!