【Aクラス】2020年9月12日(土)
今回のテーマである電気について、私たちの身の回りにある電化製品は何があるのか、皆さんと考えました。皆さんから沢山の返答があり、今や電気を使わずして私たちの生活は成り立たないことを、実感してもらいました。
最初の実験で、釘、鉛筆、風船などの家でも簡単に揃えられる道具を用意し、それらの道具は電気が流れるかどうか確かめていきました。電気が流れるものと流れないものの特徴を知ることは、電化製品の構造を知る第一歩となります。
クラブの後半は、電化製品を動かすのに必要な電気はどうやって作っているのか、実験を通して考えていただきました。化学反応、熱、光、運動によるものなど様々な方法で電気は作られています。運動によって起こす電気をピックアップしてみると、風力発電や水力発電による運動がこれにあたります。
そして、手回し発電機を使って皆さんに手を動かしてもらい、ランプを点灯させました。この実験は、皆さんの反応が一番良く、クラブの合間にも夢中になってやり続ける方が沢山いました。
今回の活動で、電気の特徴だけでなく、電気を作って利用するまでの一連の流れをつかんでいただけたかと思います。
【Bクラス】2020年9月26日(土)
Bクラスも、身の回りの電気で動いているものを1人10個挙げてもらいました。テレビやエアコンなどの一般的な電化製品から、プラネタリウムなどの特殊な機器まで、個性ある答えが飛び出しました。
続いて、電気が流れるもの・流れないものを調べました。予想を立ててから実験に取り組みましたが、金色の折り紙や鉛筆など、意外な結果に感じられたものもあったようです。
後半は、電気を作る「発電」について実験を行いました。まず、ふだん何気なく使っている電池について、実は電池の中で化学反応によって電気が作られていることを実験しました。また、磁石を回転させて電気を発生させる手回し発電機の実験や、光で電気を作る実験、温度差で電気を作る実験も行いました。
最後は、電気抵抗で発生する熱を利用して、発泡スチロールを切る「電熱カッター」を作りました。
実験をとおして、電気について興味を持ってもらえたなら幸いです。
次回は、天文パート「星の調べ方」です。お楽しみに!