【Aクラス】2020年10月17日(土)

 今年度、天文パートの初めての活動でした。新型コロナウイルスの影響で、予定していた活動が延期や中止になり、ようやく活動することができました。楽しみにしていたみなさん、お待たせしました!

 今回は、「星の調べ方」ということで、天文学者の人たちがどのように宇宙を観測し、画像を作っているのかを体験しました。はじめに、プラネタリウムで今日の星空を見ました。今年は木星・土星・火星がよく見えることがわかり、「夏の大三角」や「秋の四辺形」を探しました。

 その後、研修室で望遠鏡のしくみを紹介し、虫メガネや凹面鏡を使って見え方の違いを調べました。景色が大きく見えたり、逆さまに見えたり、鉛筆が飛び出して見えたりと不思議な発見がたくさんありました。

 

 後半は、目に見えないいろいろな光を紹介し、天体画像を例に見え方の違いを調べました。同じ天体でも光を変えると全く違う姿になることに驚きました。天文学者はその見えない光を観測装置で画像などにして研究をしています。

 今回は、国立天文台の「でんぱぬりえ」を使って、その体験をしました。細かいマスに好きな色で塗っていき、それぞれ個性豊かな天体画像ができました。できた画像が何の天体なのかを考えるのもおもしろかったですね。

【Bクラス】2020年10月24日(土)

 Bクラスも天文の活動がスタートしました!運動会などもあり半数くらいのクラブ員が欠席でしたが、楽しく活動することができました。

 プラネタリウムで星空を見た後、虫メガネや凹面鏡で見え方の実験を行いました。虫メガネで遠くを見たとき、「どうして逆さまなの?」と多くの疑問が出ました。

 今回は人数が少なかったので、テーブルごとに実験装置を置いて光の屈折と反射の実験をしました。(マスクの着用と消毒もしっかり行いました。)光線が屈折や反射をして交差する様子を見て、逆さまになる理由を確かめることができましたね。

 

 光の実験を行った後は、光(電磁波)の種類について紹介しました。私たちの目に見える「可視光線」以外にもいろいろな光があります。赤外線や電波は日常にもありふれたものです。特に赤外線は、コロナ対策でお店の入り口に置いてあるサーモカメラやセンサー式の体温計に使われているため、結果的におなじみのものになってしまいました。

 このように、それぞれの光に反応するセンサーを使うことで、見えない光も見ることができます。天文学では、こうしていろいろな光で天体の姿を見て、その構造や現象を調べています。

 

 次回は、科学パート「まさつの科学」です。お楽しみに!