【Aクラス】2021年11月13日(土)

 今回は、色が変化する様子を様々な実験を通して見ていきました。

 私たちの目に入る光の色は、光の三原色による組み合わせで何通りにも表現することができます。実際に、三色の色を混ぜて色の変化を見ていきました。これは、パソコンや携帯の画面の色を表現する時に使われます。

 また、太陽の光も、様々な光が混ざることで白っぽく見えます。この様に、光の色の変化は身近に溢れていることを実感していただきました。

 

 後半は、目の錯覚を利用した工作「ベンハムのコマ」を作りました。白と黒の模様しかありませんが、回すと不思議なことに茶色や青色などの光が見えてきます。

 模様の形や目の網膜の違いにより、人によっては微妙に色の見え方が変わる奥の深いコマでもあります。色ペンを使用していないのに突然現れた様々な色に、クラブ員の皆さんは驚いていました。

【Bクラス】2021年11月20日(土)

 Bクラスも色について実験しました。

 塩水やレモン汁など、身近で揃えられる液体へBTB液を入れて、色が変わる様子を見ました。液体には酸性、中性、アルカリ性の三種類があり、それぞれの特徴について学びました。

 液体の性質を見た目で判断することは難しいのですが、BTB液のような薬品を使用すると、見た目でも判断できる方法があることを知っていただきました。

 

 後半は、光の性質を利用した万華鏡「偏光万華鏡」を作りました。様々な色に光って見える不思議な万華鏡です。

 一方向の光だけを通す偏光板と、光の向きを変えるセロハンテープの性質を利用しています。セロハンテープの貼る位置、枚数を少し変えるだけで全く異なった模様になるので、世界に一つしかない独自の模様の万華鏡に仕上がりました。奇麗な模様に、クラブ員の皆さんは目を輝かせていました。

 

 次回は、科学パート「カタチの科学」です。お楽しみに!