【Aクラス】2021年10月16日(土)
新型コロナウイルスの影響で延期が続いてしまいましたが、今回から引き続きクラブ活動を再開していきます。
今回は「銀河の形をしらべよう」ということで、いろいろな銀河を見て、その形の特徴を見ていきました。はじめに、国立天文台のMitakaというソフトを使って、その日の星空を見たあと、銀河がどこにあるのかを見ていきました。また、宇宙全体の構造も併せてみてみました。私たちが住む銀河系の姿や予想をはるかに上回る銀河の多さにとても驚いていました。
代表的な銀河を見てみると、渦巻銀河や楕円銀河、不規則銀河など、形に特徴があることがわかりました。また、合体中の銀河もそれぞれユニークな姿になっていることもわかりました。
特徴がわかってきたところで、国立天文台の市民天文学プロジェクト「GALAXY CRUISE」の練習問題に挑戦してみました。本格的な銀河の分類はとても難しかったですが、みんなで意見を出し合い、1つ1つ見分けていくことができました。
【Bクラス】2021年10月23日(土)
銀河同士は何百万光年と離れていますが、1つ1つの大きさが数十万光年と大きいため、よく衝突が起こります。コンピュータシミュレーションで再現された銀河の衝突の様子を見てみると、2つの渦巻銀河が合体して、1つの楕円銀河ができることがわかりました。
また、私たちの銀河系も小さな銀河が合体してできてきたことがわかりました。そして、私たちの銀河系とアンドロメダ銀河も将来的には合体してしまうことに驚いていました。
「GALAXY CRUISE」の練習問題に挑戦してみましたが、銀河の分類は難しく、自分たちの解答と船長の解答(解答例)がなかなか合いませんでした。「なんで違うの?」とモヤモヤしましたが、見直しをして、どのような特徴があるのか、みんなで意見を出し合いしっかりと考えていきました。
はっきりとした正解が出ないことにモヤモヤしてしまったクラブ員もいましたが、研究はその答えを探していくものです。いろいろな方法でその根拠を探していきます。今回はそんな研究者のような体験をすることができました。
次回は、科学パート「カラフルサイエンス」です。お楽しみに!