【Aクラス】2021年7月3日(土)
今回は「浮力」をテーマに、前半は身の回りにある素材を水に入れて、浮くか沈むかについての実験です。
実験を行う前に結果を予想してもらいました。実験をすれば、すぐに結果を得られますが、それよりも先ず、自分の経験をもとに考えて予想を立てることはとても大切です。
クラブ員同士で一緒に考えてもらうこの作業はとても白熱し、色々な答えが返ってきました。そして実験を行い、予想通りあるいは予想外の結果に一喜一憂していました。
後半は、浮力の特徴を利用した工作です。水の中で魚の形をした醤油さしが不思議な浮き沈みを繰り返す「浮沈子」を作りました。
好きな色に塗ったオリジナルの醤油さしを水の入ったペットボトルへ入れると、まるで魚が泳いでいるかのように思えます。
ペットボトルを強く握ると水圧が高くなって醤油さしの中に水が浸入し、浮力が弱くなって醤油さしが沈みます。はたから見ると、勝手に醤油さしが沈むので、魔法がかかったように見えます。持ち帰った工作を誰かに披露して、驚かせてください。
【Bクラス】2021年7月10日(土)
Bクラスも浮力について実験しました。水やアルコールといった液体の中に物を入れた時、浮き沈みの結果が変わりました。単純に物が重いから沈むのではなく、液体の比重によって違った結果が得られることを実感していただきました。
また、浮くか沈むかの判断材料として重要な比重について、色々な物の具体例を紹介しました。
物を浮かせる方法は、液体の中に比重の小さい物を入れるだけでなく、風の力で物を浮かせる方法もあります。
活動の終盤は、ドライヤーを使ってボールを浮かせる実験をしました。風の流れ方によって気圧差が生まれ、ボールが落ちずに安定して浮かせることができます。
実験後は、この原理を利用した「うき浮きボール」を作りました。息を吹きかけてボールを浮かせます。この工作は、クラブ員の皆さんに好評で、みんな夢中になって取り組んでいました。
次回は、天文パート「プラネタリウムで星空観察」です。お楽しみに!