宇宙探査のしくみ 2024年12月14日(土)
今回は、「宇宙探査のしくみ」ということで、実際に天体のもとへ向かい探査する探査機について学びました。はじめに、これまでの探査の例として、月の探査について紹介しました。アポロ計画による有人探査や日本の月周回衛星「かぐや」などに触れた後、今年1月に月面へのピンポイント着陸を成功させた「SLIM」についても紹介しました。そして、SLIMと一緒に月に行った「SORA-Q」の操作体験をしました。操作はタブレットで行いましたが、みんな慣れた手つきでスムーズに操作していました。実際の探査機と同じモデルのものを操作したことで、宇宙探査を身近に感じることができました。
後半は、パソコンのソフト「Mitaka」を使って、探査機の姿を見たり、軌道をたどったりしました。はじめに、「はやぶさ2」を例に、打ち上げ直後からリュウグウ到着までを見ていきました。パソコンについては、あまり触ったことがない人もいましたが、日時を設定したり、視点を変えたりと一つ一つの手順を確認しながら操作していきました。操作に慣れてきたら、「ボイジャー2号」や「カッシーニ」など、他の探査機についても見ていきました。
最近ではタブレットを使うことが多くなりましたが、天文学では必ずパソコンを使います。パソコンにも慣れていけると良いですね。
次回は2月15日(土)に「太陽のひみつ」を行います。