ゴムで実験 2024年12月21日(土)

 今回はゴムについて実験しました。まずは、私たちの身の回りでゴムが使われている物は何か考えていただきました。ボールやタイヤ、風船やヘアゴムなど、クラブ員からは沢山の回答がありました。目立たないものの身近なところでゴムが活躍していることを実感してもらいました。

 続いて、そのゴムが木の樹液から作られていることを実感してもらうため、本物のゴムの木から樹液が出る様子を見てもらいました。また、ゴムの力が、伸ばし方や使う本数を変えるとどう変わるか実験しました。ゴム動力で車を走らせ、ゴムの伸ばし方や本数を変えて、車の走る距離を調べました。クラブ員たちは、互いに協力し合って、夢中になって実験していました。

 後半は、ゴムを使った工作などを行いました。ゴム風船の弾力を使って飛ばすロケットや、輪ゴムがねじれから戻る際の力で回転するコップなどを作り、ゴムの性質を体験してもらいました。

 また、ゴムには電気が流れるのか、実際にゴム板に電気を流して、金属やガラス、紙などと比べてみました。その結果、厚さにもよりますが、ゴムは紙やガラスよりも電気を通しにくいことがわかりました。

 目立たないながらも身近なゴムについて、今回の実験を通して、興味を持っていただければと思います。

 

 次回は2月22日(土)に「鏡で実験」を行います。お楽しみに!