太陽のひみつ 2025年2月15日(土)

 5回のクラブ活動も今回が最後になりました。今回は「太陽のひみつ」ということで、身近な天体の1つである太陽について調べました。最初にプラネタリウムで太陽の動きやこの時季の星空を見ました。太陽は東から昇って西に沈むこと、季節によって太陽の高さが変わることを見たり、見ごろの惑星や冬の1等星をたどって星座を見つけたりしました。1等星は星の色の違いもあってとてもきれいでした。

 実験工房に戻ってきてからは、プラネタリウムで見たものを思い出しながら太陽を観察するための道具を作りました。

 1つ目は日時計です。形の違う日時計を作って、ライトを動かしながら太陽の動きを再現しました。光を当てる角度によって影の向きや長さが変わることがわかりました。

 2つ目は分光器です。「太陽の色は何色?」という謎を解き明かすため、光を分ける分光器を作って太陽光や蛍光灯の光の違いを見ました。白く見える光でもいろいろな色が混ざっていること、どの色の光が多いかで全体の色が変わることがわかりました。

 3つ目は遮光板です。太陽の姿を観察するための遮光板も作りました。

 天気も良く太陽が見えていたので、帰り際に観察してみました。太陽を直接見ることは危険ですが、太陽が作る影を見たり、遮光板を使ったりすることで安全に観察できます。身近な太陽について、いろいろ調べてみましょう。

 

 今回が最後の活動ということで、みんなに修了証書をお渡ししました。クラブ員のみなさん、保護者のみなさん、1年間ご参加いただきありがとうございました!