天体の観察 ~月と土星~ 2025年11月1日(土)

 今年度の最後の天文クラブの活動は、前回作った望遠鏡を使って天体の観察を行いました。三脚に望遠鏡を取り付け、最初に望遠鏡を月に向けました。はじめは三脚の使い方が難しく、思った通りに動かせなかったり、ピントを合わせようとすると望遠鏡が動いてしまったりと苦戦していましたが、月の明るい姿が見えてきて子どもたちは大喜びでした。

 途中、雲がかかって月が見えなくなった時も建物の先を狙って少しずつ慣れていきました。この日は月の近くに土星があり、慣れてきた人は土星にもチャレンジしました。倍率の小さな望遠鏡なので、土星はかなり小さく見えましたが、よく観察してみると黄色味がかった色合いで、ほんの少しですが、環の傾きを見ることができました。

 この日は駅前観望会も行っていたので科学館の大きな望遠鏡でも観察しました。月も土星もとても美しい姿を見ることができました。そのほか、駅前で見える星を探したり、月のスケッチをしてみたり、それぞれが駅前の星空を楽しんでいました。

 最後に、部屋に戻って今話題のレモン彗星の話をして、活動の締めくくりとして修了証をお渡ししました。ぜひ、これからも星空や宇宙の楽しんでください。

 

 今年度の活動は、これで終了になります。来年度もメニューを変えて行いますので、ぜひ参加してみてください。