宇宙はどんな世界 2019年9月18日(水)
今回は、宇宙の全体像について紹介しました。
前半は、宇宙に存在する天体についてお話しました。
この宇宙は、恒星や惑星、その材料となる星雲のみで構成されていると、昔は考えられていました。しかし、観測が進んできて恒星でもガスでもない星の集合体である銀河が発見され、宇宙の全体像がより詳細にわかってきました。それぞれの天体の位置関係を把握し、宇宙の大まかなイメージをつかんでいただきました。
後半は、銀河や太陽などの天体、そして宇宙そのものの形成過程について説明しました。
太陽などの恒星は、質量によって歩む一生が違っています。重い星ほど寿命が短く、条件が揃えば爆発してブラックホールや中性子星を作ります。対して、軽い星ほど寿命が長く、宇宙の年齢を遥かに超えてしまうなどを紹介しました。
このように、普段生活している中では起こりえない様々な現象について触れ、受講者の皆さんには関心を持って聞いていただきました。
次回は、10月16日(水)に「星空の文化に親しむ」をテーマに行います。