太陽系の姿を知る 2022年4月13日(水)

 今年度の天文カレッジ「日本の宇宙探査機」がスタートしました。当初は昨年度に行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染状況を鑑み、延期しての開催となりました。参加のみなさま、大変お待たせいたしました。

 今回は太陽系の全体像をご紹介しました。2006年に国際天文学連合で惑星の定義が定められましたが、観測技術の向上などで20世紀のおわりから太陽系にはさまざまな天体が存在することが次々と明らかになってきました。まずは、太陽系に存在する天体の種類について振り返りました。

 途中、宇宙劇場のデジタルプラネタリウムを用いて、太陽系の旅にご案内しました。さまざまな軌道を持つ天体があることをご覧いただきました。

 その後、惑星を中心に太陽系天体の主な特徴を見ながら、現在も数多くの謎が残されていることを紹介しました。

 

 次回は、4月27日(水)に「日本の探査機の歩み」をテーマに行います。