望遠鏡のしくみ 2022年8月31日(水)

 はじめに望遠鏡の歴史をたどりました。発明されたのは今から400年ほど前に遡ります。そのころに作られたものはどのようなレンズの組み合わせだったのか、またその組み合わせによってどのような見え方の違いがあるのかをご紹介しました。歴史をたどっていくといろいろな望遠鏡が作られていたことが分かります。これまでの望遠鏡から現役で活躍中のものまで、広くその姿を見ていきました。

 歴史をたどったとき、「ガリレオ式」と「ケプラー式」の望遠鏡があることをご紹介しました。そこで、みなさまに凸レンズ同士や凸レンズと凹レンズを組み合わせて簡単に望遠鏡を再現してもらいました。凸レンズと凹レンズの組み合わせだとガリレオ式、凸レンズ同士だとケプラー式となります。2枚目の写真は、はっきりした像が見えるようにレンズの位置を調整しているみなさんの様子です。

 他にも光の道筋や望遠鏡の種類、特性などをご紹介しました。これらの知識は望遠鏡を使いこなしていくにあたってとても大切となります。次回は望遠鏡の使い方をご紹介しますので、ぜひ今回得た知識を活かしてください。

 

 次回は、9月21日(水)に「望遠鏡を使ってみよう」をテーマに行います。望遠鏡の組み立てや使うときのコツをご紹介します。