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番組内容
2014年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」がいよいよ小惑星「リュウグウ」へ到着します。
はやぶさ2が見ている「リュウグウ」の姿をタイムリーに追っていきましょう。
今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。
解説員からの番組の見どころ
安藤解説員
地球をはじめとした太陽系がどのようにしてできたか、それを知る大きなヒントが小惑星にあります。小惑星「イトカワ」を探査した「はやぶさ」探査機に続き、「はやぶさ2」探査機は、どのようにしてその謎に迫っていくのでしょうか。
4月中旬時点で、すでに小惑星までの距離が38万km(地球と月の平均距離)を切り、着実に接近しています。これから行われる探査の様子をCGで迫っていきます。そして、探査の最新状況も解説のなかで随時紹介していきます。番組を通して、県内の多くの機関も参加する「はやぶさ2」をみなさんと応援し、見守っていきましょう。
佐藤解説員
探査機史上最大の復活劇となった小惑星探査機「はやぶさ」の跡を継いで打ち上げられた「はやぶさ2」。打ち上げから現在まで大きなトラブルもなく、順調に航行しています。
今回の番組では、全天映像を用いた「はやぶさ2」の紹介に加え、はやぶさ2が見ているリュウグウの姿をタイムリーに紹介していきます。はやぶさ2の目にはリュウグウがどのように見えているのか、プラネタリウムを通して体験してみてください。
中島解説員
火星と木星の間にある小惑星たちは初期の太陽系の様子をとどめており、太陽系の歴史を紐解くカギになると考えられています。「はやぶさ2」が向かっている「リュウグウ」は、先代「はやぶさ」が向かった「イトカワ」とは異なり、有機物が多いタイプの小惑星です。「はやぶさ2」は、私たち生命がどのようにして生まれてきたのか、生命の材料となる物質の解明に向かいます。
「はやぶさ2」はどうやって「リュウグウ」へ向かい、どのような探査を行うのでしょうか?私たちも「はやぶさ2」の旅路をたどってみることにしましょう。