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この夏は火星に注目です!
(C)NASA, J. Bell (Cornell U.) and M. Wolff (SSI)

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火星が地球に接近するしくみとは?
(C)国立天文台 天文情報センター

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火星はどんなところでしょうか?

投映時間

投映スケジュールをご覧ください。

番組内容

 7月31日、およそ15年ぶりに火星が地球に大接近します。火星はどのような姿で、なぜ地球に近づくのでしょうか?赤い火星のひみつに迫りましょう。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

解説員からの番組の見どころ

安藤解説員

 久しぶりの「火星大接近」です。夜空での赤々とした輝きが非常に目を引きますが、昔から火星には人々は特別な思いを持ってみてきました。まずは火星接近のしくみと、地上から見る火星観望の見どころをご紹介します。今年の夏の夜空での火星の楽しみ方を、いろいろな視点からお楽しみいただけます。

 そして火星の表面がどのような世界であるか、ずいぶんと多くのことがわかってきましたが、まだわからないことも多くあります。今わかる火星の世界を、ダイナミックな映像でご紹介していきます。プラネタリウムでひとあし早い火星旅行にご案内です!

佐藤解説員

 この夏は地球と火星の距離が近づく「大接近」が注目されています。7月31日に最接近となりますが、その前後の火星の見え方にも注目です。星々の間をどのように動き、明るさが変わっていくのか、夜空での火星の動きをプラネタリウムで再現します。

 火星探査においては、「キュリオシティ」が目覚ましい成果を上げています。キュリオシティが撮影した火星の風景をドームスクリーンに映し出します。まるで本当に火星にいるかのような体験をお楽しみください。

中島解説員

 現在の火星は乾いた冷たい惑星ですが、かつてはたくさんの水を持っていたことが探査機によってわかっています。これまでに数多くの探査機が火星に送り込まれており、火星の驚くべき姿や地形、歴史について探査が行われています。有人火星探査の計画も発表されていますので、そう遠くない将来に私たちは火星に行くことができるかもしれません。

 夜空で赤く見える火星は、どんな惑星なのでしょうか?プラネタリウムから火星に出かけて、赤い惑星のひみつに迫ってみましょう。