宇宙を深く観測することで、宇宙の歴史や構造を探ることができます。
©HSC-SSP/NAOJ

見る目(波長)を変えると...。
©NASA, ESA/Hubble and the Hubble Heritage Team

最近では、新たな宇宙望遠鏡による観測が始まりました。
©NASA/ESA/CSA/STScI

投映時間

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番組内容

 大望遠鏡の活躍で、宇宙のさまざまな天体の姿が次々と明らかになっています。これまでどのような成果を挙げているのでしょうか。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

解説員からの番組の見どころ

安藤解説員

 望遠鏡は私たちの知る宇宙をより広くし、そして詳細な姿を教えてくれてきました。特に現代では目的に特化した望遠鏡や宇宙空間にある望遠鏡などが、宇宙の知られざる姿を日々明らかにしているほか、とても美しい天体の姿を私たちに見せてくれています。

 プラネタリウムドームに映し出される、迫力の天体像をぜひご覧ください。特にスクリーンいっぱいに映し出される画像では、宇宙空間にいるような感覚をお楽しみいただけることでしょう。

佐藤解説員

 天文学の歴史は望遠鏡の歴史と言えます。約400年前に望遠鏡が誕生してから現在まで、時代とともに望遠鏡は大型化し、検出器の性能も向上してきました。望遠鏡の進化により、遠くの天体の姿が観測され、宇宙の見える範囲は広がってきました。また、鮮明に写しだされる天体の姿は私たちを宇宙へと導いてくれます。

 同じような望遠鏡でもそれぞれに個性があり、得意とするものも異なります。今回は望遠鏡の歴史と使われる望遠鏡の違いを紹介しますので、望遠鏡の進化の歴史をお楽しみください。

惠川解説員

 宇宙はとても広く、現在の人工探査の技術では太陽系内に限ったごく近くの場所までしか調査できません。しかし、目的の天体へ直接行かなくても宇宙の構造を詳しく知る術として望遠鏡があります。約400年前に望遠鏡による可視光の観測が始まり、今日では様々な波長の光を捉えられるようになり、宇宙への理解は日々進んでいます。

 今回は、これまでに使用された望遠鏡の仕組みについて紹介していきます。

山村解説員

 望遠鏡の大型化は宇宙のより暗い天体を観測することができ、詳しい宇宙を知ることができます。現在では地上での観測だけでなく、宇宙に望遠鏡を打ち上げて観測も行うことでさらに観測の幅を広げています。望遠鏡の大型化や観測場所を変えることでどのような宇宙が見えてくるのでしょうか。今回は新たに開始された宇宙望遠鏡の成果も併せて、大型望遠鏡が観測した宇宙の姿を紹介します。