郡山市ふれあい科学館では、今年度4回目(通算147回目)となる駅前観望会を、2018年7月21日(土)に実施しました。
開始直後は薄雲に覆われていて、ぼやけた月しか観察できませんでしたが、予定どおり実施しました。今回は、駅前中央広場に望遠鏡を2台設置しました。種類の違う望遠鏡でしたので、同じ星でも見え方が違う点について紹介しました。
順番を待っている方には星図を配布し、季節の星座を紹介しました。残念ながら薄雲のため、星座の観察までは至りませんでしたが、位置関係について解説しました。更に、ホットな天文イベントである7月31日の火星大接近についても紹介しました。
観望会の中盤以降は、少しずつ天候が回復してきました。回復するにつれ、参加者が増えていきました。木星がはっきり見えるようになり、木星にも望遠鏡を向けて、縞模様やガリレオ衛星を観察していただきました。月と比べて観察する機会が少ない木星に人気が集中し、行列ができるまでになりました。
夏真っ只中の大変蒸し暑い観望会となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今後も、冬季を除く月1回の観望会を開催します。
★次回の駅前観望会 2018年8月18日(土) 19:00~20:00