郡山市ふれあい科学館では、10月6日に最接近を迎えた火星を観察する観望会を、ミューカルがくと館にて開催しました。

 

【星座早見盤を使ってみよう】

 当日は、台風の影響もあり厚い雲が空を覆っていました。楽しみにしていた惑星の観察はできませんでしたが、室内で星空や宇宙についてのお話を紹介しました。

 はじめに、星座早見盤を作り、その使い方を練習しました。今、どんな星が見えるのか。自分のお誕生日の日はどうなるかなど、早見盤を回しながら確かめてみました。時間によって見える星座が変わることや、お誕生日に自分の星座が見られないことなど、新しい発見をすることができました。

 

【望遠鏡を見てみよう】

 休憩時間を使って、がくと館の望遠鏡を見てもらいました。予想よりも大きな姿に驚かれたり、がくと館に望遠鏡があることを初めて知ったという方も多くいらっしゃいました。次回は、ぜひこの望遠鏡で観察してみたいですね!

 最後は、3D天文シミュレーションシステムを使って、火星をはじめ宇宙の姿を紹介しました。実際の姿は観察できませんでしたが、コンピュータシミュレーションで描き出された火星の姿や宇宙の姿に、みなさん興味を持って見てくださいました。

 

 火星はまだしばらくは宵の空で明るく輝いています。まずは肉眼でその明るさや色をお楽しみください。また、駅前での観望会もありますので、ぜひご参加ください。

 今回、ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。