郡山市ふれあい科学館では2022年12月3日(土)に、火星観望会を平成記念郡山こどものもり公園で開催しました。

 

 観望会では太陽の広場に4台の天体望遠鏡を並べ、12月1日に最接近を迎えた火星をはじめ、月、木星、土星の観察を行いました。当日は午前中には厚い雲が覆っていましたが、準備を始める頃には雲がなくなり快晴となりました。暗くなり始めると木星から順番に見え始め、東の空にはメインとなる火星も昇ってきました。

 観望会が始まると参加者が次々と会場に集まってきました。好きな天体の望遠鏡に並んでもらい、それぞれ異なる姿を楽しんでいただきました。中には何度も並び直して見ていかれる方もいらっしゃいました。ピーク時には50名ほどの参加者で賑わい、望遠鏡を待っている間には「夏の大三角」や「秋の四辺形」などの形や星座を探したりしました。

 終始好天に恵まれ、今年最後の観望会を楽しむことができました。寒い中、ご参加いただいたみなさんありがとうございました。