ワゴン車に天体望遠鏡を積んで市内各地を回り、星の観望会を行う「星の宅配便」。令和元年度の第5回目は、2019年9月14日(土)に柴宮地域公民館との共催で、同公民館を会場に開催しました。

 

【9月の星空と宇宙のお話】

 この日はちょうど満月で、その前日は十五夜でしたので、月にまつわる話をしました。お月見の作法に加え、年間三度あるお月見の日程について紹介しました。前日に月を見られなかった方も、お月見の機会はまだありますので、ぜひ星を観察していただければと思います。

 また3D天文シミュレーションを使って、宇宙の構造について理解を深めていただきました。

 

【観望会は絶望的、しかし...】

 望遠鏡を2台設置し、木星・月・土星の3天体を観測する予定でしたが、雲が厚くて星をとらえることができませんでした。代わりに遠くにある建物の看板に望遠鏡を向け、星が現れるのを諦めずに待ちました。

 観望会終了間近になり、雲間から月が姿を現しました。急いで望遠鏡を月に向けて皆さんに観察していただきました。10分くらいで月はまた雲に隠れて見えなくなりましたが、全員が望遠鏡を通して月を観察できたので良かったです。

 たくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました!

 

次回の「星の宅配便」

 次回は大槻公民館と共催で開催いたします。近くにお住まいの皆さんは、ぜひご参加くださいね!

 【日時】2019年10月6日(日) 18:00~19:00

 【場所】大槻ふれあいセンター(大槻公民館)

 【主催】大槻公民館・郡山市ふれあい科学館

 ※お申し込み・お問合せは大槻公民館(024-951-1512)まで