郡山市で開催されているAPRIM2023(アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議)の一般向けの公開講演会を行い、最先端の天文学・科学の話題をご紹介いただきます。
APRIM2023ウェブサイト https://aprim2023.org/
日時 |
2023年8月12日(土) 13:00~15:30 |
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場所 |
宇宙劇場(23階) ※当日は12:30から受付を行いますので、23階にお越しください。 ※入場開始は12:45ごろを予定しております。 ※当日の宇宙劇場 第1~5回の投映は休止となります。 |
対象 | 一般 |
定員 | 220名 (参加無料・先着順) |
YouTube 生配信 |
郡山市ふれあい科学館 公式YouTubeチャンネルでの生配信も行います。 ※事前申し込み不要、人数制限はありません。 |
講師 |
梶田 隆章先生 (日本学術会議会長/東京大学卓越教授) 村山 斉先生 (カリフォルニア大学バークリー校教授/東京大学特別教授) |
登壇 |
司会:林 左絵子先生(APRIM2023科学組織委員長/国立天文台准教授) 主催者挨拶:渡部 潤一先生(APRIM2023組織委員長/郡山市ふれあい科学館名誉館長) |
講演内容 |
●神岡の地下から探る宇宙の謎(梶田 隆章先生) 神岡の地下では、巨大な装置を使って既に40年にわたってニュートリノの研究が行われてきました。また近年では重力波観測をめざした研究も進められています。この講演では、ニュートリノや重力波の研究で、宇宙のどのようなことが今までにわかったのか、これから宇宙のどのような謎がわかるだろうかということについてお話します。
●私たちはどこから来たのか(村山 斉先生) 今では私たちは星のかけらであることがわかっています。しかし星ができるためにはダークマターという「お母さん」が必要ですし、ダークマターが育てる種はインフレーションという「お父さん」が必要です。そして梶田先生が発見されたニュートリノの質量は、ニュートリノが私たちを完全消滅から救ってくれた「スーパーヒーロー」だった可能性を示しました。こうして「私たちはどこから来たのか」という人類が長い間考えてきた問いに迫る科学の最先端についてお話します。 |
事前予約 |
7月8日(土)10:00から8月11日(金)17:00まで、ウェブサイトまたは電話にて受付
●ウェブサイト(24時間受付) 当ページ下部の「予約申込」ボタンから予約申込サイトにお進みください。
●電話(受付時間10:00~17:00 ※休館日を除く) 郡山市ふれあい科学館(024-936-0201)にお電話ください。
※一度にお申し込みいただけるのは5名までとなります。 ※定員に達しない場合は、当日12:30から23階会場受付にて当日受付を行います。 ※申込内容の変更・キャンセルは前日17:00まで行えます。 |
予約申込についての注意事項
以下の内容をご覧いただき、お申し込みください。
個人情報の取扱について
当予約申込は、株式会社リクルートが提供する予約システム「Airリザーブ」を利用しております。取得した個人情報の管理は郡山市ふれあい科学館が行いますが、個人情報の安全確保については株式会社リクルートが行います。株式会社リクルートのプライバシポリシーは下記ページをご覧ください。
株式会社リクルート プライバシポリシー https://connect.airregi.jp/doc/privacy.html
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・開催当日の参加受付確認
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下記の申込については、全てお断りいたします。※キャンセル扱いとさせていただきます。
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お送りした「予約内容のご確認」メールにある「予約内容照会画面」からキャンセルください。
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科学館(024-936-0201)にお電話ください。(受付時間10:00~17:00 ※休館日を除く)
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●予約受付を終了しました。
講師プロフィール
梶田 隆章先生 (日本学術会議会長/東京大学卓越教授)
東京大学理学部附属素粒子物理国際研究センター助手、東京大学宇宙線研究所助手、助教授を経て1999年9月より教授。2008年より2022年3月まで14年にわたり宇宙線研究所長を務める。
岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下1000メートルに設置された実験装置「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」を使った実験に参加。
「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により、2015年にノーベル物理学賞を受賞。1999年に仁科記念賞、2010年に戸塚洋二賞、2012年に日本学士院賞、2015年に文化勲章受章、文化功労者。
現在は、大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーも務める。
村山 斉先生 (カリフォルニア大学バークリー校教授/東京大学特別教授)
東北大学大学院理学研究科助教を経て、ローレンス・バークレー国立研究所上級研究員、カリフォルニア大学バークレー校MacAdams冠教授(現職)。2007年10月、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長に任命され、11年間機構の立ち上げ・運営に尽力し、その功績から2019年東京大学特別教授の栄誉を受ける。
現在も同機構の教授として、日米を行き来しながら精力的に研究に従事している。
素粒子からダークマター、宇宙が急速に膨張している理由に至るまで、自然界の根幹に関わる謎の解明に取り組む。
西宮湯川記念賞(2002)、米物理学会フェロー(2003)、 中央公論新社 新書大賞「宇宙は何でできているのか」(2011)、基礎物理学ブレイクスルー賞:カムランド実験メンバー(2016)、フンボルト財団研究賞(2017)、米国科学振興協会(AAAS)フェロー(2022)。
米国芸術科学アカデミー会員、日本学術会議連携会員