2019年9月29日(日)
今回は、横田香織先生が担当で、「ウインドカーを作ろう」を行いました。
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最初に、横田先生が自作した「ウインドカー」を実際にクラブ員に見てもらい、これから製作する作品のイメージをしっかりとつかませました。材料は、ペットボトルや厚紙、竹ひごなど、身近に手に入るものばかりを利用しています。
クラブ員はテキスト片手にさっそく作業に取り掛かりました。作業工程は大きく三工程です。第一工程はプロペラ作りです。プロペラは方眼用紙で作ります。型紙に合わせハサミを入れ、千枚通しで穴をあけ、竹ひごを通して固定します。
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第二工程は、車の本体づくりです。ペットボトルのキャップに穴をあけて竹ひごを通し、車輪にします。シャーシはプラ板を利用し、厚紙でプロペラを載せる架台を作ります。
そして第三工程は、プロペラと本体を合体させる作業です。クラブ員は、トイレ休憩や水分補給を全くしないで、1時間もくもくと真剣に作業に取り組みました。
ウインドカーを自分なりに完成させると、別室に移動し試走させました。そう簡単には走らないので、ここからがクラブ員のアイデアの見せどころです。竹ひごの固定方法やプロペラの角度、さらには、車輪にゴムを巻き付けたり、滑りにくくしたりと、いろいろな工夫が見られました。
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活動を終えた2名のクラブ員の感想を紹介します。
「滑り止めの輪ゴムを増やす工夫で、前により多く、早く進ませることができました。風の力で進むのは、ガスを使わずエコにもつながるので、広めていきたいです。」
「ウインドカーを作って工夫したことは、プロペラのとめ具をペットボトルのキャップにしたことです。そのお陰でプロペラがスムーズに回り、良く進みました。」
クラブ員の皆さん、大変お疲れ様でした。そしてご指導くださった5名の先生方、大変お世話になりました。
次回の活動は10月20日(日)です。