2019年10月20日(日)
今回は、黒森先生が担当で、「ギアボックスを作り、台車を走らせよう」を行いました。
最初に、黒森先生が前もって作っておいた台車を実際に動かして、クラブ員に見てもらいました。ゆっくり走る台車にクラブ員は興味津々、「面白そうだ!」「早く作ってみたい!」という気持ちがあふれていました。
製作は、ギアボックスの胴体部分にギアをはめ込んで固定する作業から始まりました。細かな作業なので、はめ込むまでに予定していた時間をオーバーしてしまいましたが、なんとか第一段階をクリアしました。
次の作業は、作ったギアボックスをプレートに取り付けます。木ねじを使っての固定作業は、プラスドライバーの使い方の練習にもなります。そして、最後の作業は、出来上がった台車のモーターと導線をつなぐための「はんだ付け」です。
以前に経験しているクラブ員は、はんだゴテとはんだを上手に扱って、作業はスムーズに進みました。初体験のクラブ員は、恐る恐るのハンダづけになってしまいましたが、先生方からの指導を受けると、あまり時間をかけないで固定させることができました。
はんだ付けが終了すれば、電池を入れて、さっそく台車の試運転です。今回は、時間が足りなくなってしまい、次回の前半の時間を使用して完成させることになりました。
専任指導員の大越清美先生におかれましては、10月9~10日に秋田市で開催されました、2019年度東北地方発明表彰におきまして、「奨励功労賞」を受賞されました。これは、郡山市少年少女発明クラブの設立から18年間の長きにわたっての指導が認められたものです。福島県からただ一人でした。
クラブ活動後、受賞のお披露目式を全員で行いました。小野会長さんからは賞状とメダル、クラブ員の佐藤美咲さんからは花束がそれぞれ贈呈されました。また、事務局からは、発明クラブで指導しておられる先生のスナップ写真をまとめたアルバムが贈呈されました。今後も益々のご活躍されますことをお祈りいたします。おめでとうございました。
次回は、11月10日(日)に「ハーブや野草で、オブジェを作ろう」を行います。