2020年11月15日(日)
今回は大越先生が担当です。昨年にも挑戦した箱カメラ作りを、フレネルレンズを使って行いました。
はじめに、型紙やレンズをセットにした材料が一人一つずつ配られました。中でも型紙は、箱カメラが成功するよう、大越先生が工夫して作ってくださった特別製です。あえてカッターを使わずに、四角の切り抜きを行います。中心に千枚どおしで穴を開け、そこからハサミを四角の角に向かって入れます。
前回に引き続き、ハサミの使い方を丁寧に教えていただきました。
両面テープで型紙を組み立て、そこにレンズとスクリーンを貼り付けます。ピントを合わせやすいよう、内箱の側面にはメモリが付いています。
カメラを窓際の机に置き、コピーアートペーパーを感光させ、それをアイロンで加熱すると青写真の出来上がりです。トレーを積み上げたり、特徴的な形のものを窓際に置くことで、クラブ員それぞれに個性のある青写真を撮りました。
なかなかはっきりとした青写真を撮るのはむずかしいです。お家でも残ったコピーアートペーパーを使って、青写真を撮ってみてくださいね。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「昨年は青空しか写らず、とても残念でした。今年は、人形を写したら、すごくきれいに写り、とても嬉しかったです。楽しかったので、家でも余ったフィルムでまた撮りたいです。」
「レンズを通して見ると逆さになることや、光の進み方は、学校で習ったので知っていましたが、箱カメラという形で光を利用して写真を撮れるのはすごい技術だと思います。」
「少し失敗してしまいましたが、昔はこのカメラで撮っていたなんて驚きました。むずかしかったですが、カメラのしくみがわかりました。」
次回の活動は、小野先生が担当して12月6日に行います。お楽しみに!