2020年12月6日(日)
今回は小野先生が担当です。テーマは「金属で発明しよう ~モーターを使ったおもちゃを作って遊ぼう~」です。電動ミルクフォーマーと歯ブラシを使って、おもちゃを作ります。
はじめに、電動ミルクフォーマーを使って、本体を作ります。小野先生が、あらかじめ短くし、曲げてくださった回転軸に、布ガムテープを巻きます。また、本来なら捨てる部分の電動ミルクフォーマーを梱包していたパッケージを利用して、回転する部分が危なくないようカバーを作ります。
さらにマジックテープを使って、歯ブラシのヘッドの部分を電動ミルクフォーマーにくっつけます。これで本体の完成ですが、カバーをあえて浮くように止めて回転の邪魔にならないようにしたり、歯ブラシの山型やギザギザなどの形にこだわったり、それぞれに工夫して本体を作り上げました。
作り上げたおもちゃ「ハブラムシ」は、それぞれの作り方によって、回転するように動いたり、前に進んだり、様々な動きをしていました。重心に気を付けることがポイントです。
なんと、今回は本体が1時間ほどで完成したので、そこからは、クラブ員の工夫や発想がたくさん見られる時間になりました。ハブラムシの見た目にこだわって色や形を工夫するクラブ員と、動きを工夫して遊び方を考えるクラブ員に大きく分かれていたように思います。お家に帰ってもっと試したいというクラブ員も多くいました。ぜひ次の活動の際に、その成果を教えてくださいね。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「身近なもので面白いおもちゃができるのに驚きました。どんなふうに工夫すれば進むのか、考えるだけで面白いです。私も身近なもので何か作ってみたいなと思いました。」
「歯ブラシの位置と回転について、たくさん実験しました。重心と回転の仕方について、学校では学ぶことができないことを知れて、嬉しかったです。」
「歯ブラシを付ける位置で、回り方や動き方を試して楽しかったです。きれいに横に進んだり、速さが変わって回転したりしました。」
次回の活動は、横田俊徳先生が担当して1月17日に行います。お楽しみに!