2021年9月26日(日)
今回は黒森先生が担当です。テーマは「電磁石」です。
今日の課題は、電磁石を作ってモールス符号を打つことです。はじめに材料の取り扱いを聞きました。缶詰の缶を切り抜いて作った鉄板は、指を切るので気をつけること、エナメル線のエナメルを紙やすりで剝がさないとつないでも電流が流れないこと、電池の+-を直接つなぐと危険であること、など教えていただきました。
電磁石はクギにエナメル線を巻いて作りました。次に、導線とエナメル線のはんだ付けです。はんだ付けは初めてのクラブ員が多く先生方の手ほどきを受けながら慎重に行いました。
鉄板を木片に差し込み、エナメル線を巻いたクギの頭近くに鉄板をセットします。手作りの電池ボックスと鉄板と電磁石を導線でつないで完成です。
中には通電しなくて鉄板が動かないクラブ員もいました。原因はエナメルをていねいに剝がさなかったからです。再度きれいにエナメルを剥がし完成しました。
できあがった電磁石を使いSOSを示すモールス符号の打ち方を教えていただきました。モールス信号の音を大きく出す工夫を凝らしたクラブ員もいました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「コイルを巻くのが大変だったけどきれいに巻けた。磁力が強くて鉄板が離れなかったけど、セロテ-プをネジの頭に貼って離れるよう工夫できてよかった。」
「電磁石のコイルはきれいに巻けて、はんだ付けもすぐにできましたが、電池ホルダ-がうまくできなかったのでテープでつけました。磁石と鉄板が付いたままになってしまったので、テープを貼るとうまくいったのでよかった。」
「モールス信号になるまで難しかったけど、モールス信号になったときはかなりうれしかった。」
次回の活動は、大越先生が担当して10月17日に行います。お楽しみに!