2023年1月15日(日)
今回は黒森先生が担当です。テーマは「電磁石」です。
今日の課題は電磁石作りです。材料は、太くて長いくぎ、エナメル線、導線、電池です。太いくぎにエナメル線を100回以上巻きテープで止めます。エナメル線の先端は紙やすりでエナメルをはがします。次に赤と黒色の導線をクルクル転がしながら、表面のビニールをカッターナイフではがします。
そして、エナメルをはがした部分に赤黒の導線をはんだ付けしてつなげます。はんだ付けをするのが初めてのクラブ員も多く、先生方がマンツーマンで指導下さいました。工作の最後に事故防止(発熱によるやけど)の観点から、電池と電磁石(導線)を長い間つなげないよう注意事項を聞きました。
完成した電磁石に金属が引き付けられるのか実験を行いました。また、薄いプラスチックの板の上に縫い針を貼り付けたものを水に浮かせ、電磁石を近づけ、電磁石の力で縫い針が動き出す実験も行いました。電磁石を使って、色々なことを試した後に、目に見えない磁力と磁力線のことや、電磁石は太いくぎにエナメル線をたくさん巻いた方が磁力は強くなることを教えていただきました。
最後に、電磁石はモーターやリニア新幹線、病院のMRI検査などに使われているとの説明を聞きました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「完成した電磁石にくぎをくっつけたり、水に浮いている針に電磁石を近づける実験は、すごく楽しかった。磁力線という言葉も初めて聞き勉強になりました。」
「はんだ付けは初めてだったけど、うまくできた。エナメル線をたくさん巻き、太いくぎを使えば自動車も釣り上げることができると聞きすごいと思った。」
「製作をを通して、電磁石のことがいろいろ知ることができ良かった。また、電磁石が身の回りのどんな所で使われているのか説明を聞いて参考になりました。」
次回の活動は、2月12日に大越先生の講座と閉講式を行います。お楽しみに!