2023年8月27日(日)

 今回は小野先生が担当です。テーマはペットポトルでSDGs「月面探査車『ルナ・ローバ-』を作ろう」です。

 

 はじめに、小野先生が見本で作ってきたルナ・ローバ-を走らせてくれました。使用する材料は、ペットボトルとふた、すべり止めシ-ト、割りばし、輪ゴム、ボルトとワッシャーと磁石と押しピンです。

 工作開始です。ペットボトルにすべり止めシ-トを巻き両面テープで貼り付け探査車本体を完成させました。次に、動力部分を作りました。割りばしの先端3.5cm位を切り取り、ビニルテ-プを巻きペットボトルの口にゴムでひっかけます。ゴムの他端に糸をしばりペットボトルの底の穴から引っ張り出します。出てきた糸にワッシャーと切り込みを入れたペットボトルのふたを通し、長い方の割りばしに縛り付け動力部分の完成です。

 ここまで一番手間取ったのが、ペットボトルの底からゴムを引っ張り出すところです。クラブ員は、逆転の発想で底の穴からゴムを通して飲み口から引っ張り出したり、針金に糸を引っかけて引っ張り出したりと工夫を凝らしていました。

 最後に捜査室を取り付けました。捜査室に取り付けたアルミワイヤ-を飲み口に一周巻き、おもりの磁石を取り付け完成です。ペットボトルが動いても操縦室は動かないようにバランスを取るところが最大の難関でした。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「今回がんばったことは、ペットボトルに糸を通すところです。なかなかうまくいかなかったけど、針金を使ったら簡単にできました。」

 「今回は、操縦室を固定するアルミワイヤ-をゆるめたりきつくしたりしながら、操縦室を安定させながら移動させるのが難しかったです。」

 「ローバ-の原形となる糸車を何回か作ったことがあり簡単に完成しました。ゴムを2本にしてみたり、ワッシャ-をナットに変えてみたり工夫をしながら製作できました。」

 

 次回の活動は、横田先生が担当して9月24日に行います。お楽しみに!