2024年6月9日(日)
今回は、横田先生が担当です。テーマは「光の性質を利用したものは? ~身近なものを見直して~」で、望遠鏡を作りました。
今回のテーマから「望遠鏡って何かな」、「望遠鏡の仕組みを知ろう」、「望遠鏡を作ろう」という3つの内容からなる活動を行いました。
まず、横田先生からクイズ形式の質問があり、「望遠鏡は遠くものが大きく見えるように発明された」とのお話がありました。
その後、この発明品の仕組みについて理解しました。自分たちが作る望遠鏡に、それぞれがレンズや材料を確認しながらどのような工夫を加えればよいかを考えながら進めていきました。
いよいよ望遠鏡作りです。まず、先生から焦点距離を探すこと、そして焦点距離を測ること、焦点距離をもとに望遠鏡の筒の長さを考えることの3つの課題が出されました。
クラブ員同士が協力し合って、課題解決に向かって自分たちのデータに基づく望遠鏡づくりが始まりました。ダンボールカッターを巧みに使い、内筒、外筒の長さを調整し、レンズをつけていきます。筒にレンズをつけることも難しい作業でした。
クラブ員たちは出来上がった望遠鏡を手に思い思いにレンズをのぞき込んでいました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「望遠鏡とは何か、レンズにはどのような性質があるのかの説明を聞いていて、以前学習した光の性質を思い出すことができた。」
「望遠鏡の仕組みがはじめてわかった。焦点距離は蛍光灯でもはかることができ、家のレンズを使って測ってみたい。」
「今から400年も前望遠鏡が発明されていたことに驚き、今、2つのレンズで遠くを観察できる望遠鏡を作れたことが楽しかった。」クラブ員それぞれが仕組みを理解して、課題を解決しながら楽しく活動していることが分かりました。
次回の活動は、7月7日に大越先生が担当して行います。お楽しみに!