2024年7月7日(日)
今回は、大越先生が担当です。テーマは「偏光万華鏡で光のふしぎを体験しよう」です。
今回の活動日は、ちょうど七夕にあたり、活動に入る前に大越先生作成の資料を使って、七夕の由来についての話がありました。七夕の歴史、七つの七夕のつるし物のそれぞれの意味を学んだ後、活動に入りました。まず、光を出しているもの、光の進み方、光の色などについて学び、今日の主役である偏光板の仕組みについて、それぞれが実験を通して理解していきました。特に偏光板では、その特性をとらえて、回したり重ねたりして観察していました。
いよいよ偏光板を使って、鏡を使わないオリジナル万華鏡づくりです。まず、偏光板の特徴を生かして、偏光板にセロテープを貼る作業からです。セロテープは複屈折という特殊な屈折率をもっていて。光が特殊な偏光に変化するそうです。また、偏光板にセロテープを貼らないで、透明シートにセロテープを貼り、上下コップの間に挟むと多様な種類のオブジェが見えることから、その仕組みを生かした万華鏡に取り組んだクラブ員もいました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「テープを何回重ねて貼ったかで色が変わるのが不思議だった。」
「セロテープの長さ、形、角度、場所などをそれぞれ違うようにした。その結果、色や模様が様々できれいだった。」
「鏡を使わなくてもきれいに万華鏡が見えた。テープをもっと計画的に貼れば、もっときれいな模様が見られたのではないか。」
クラブ員それぞれが、理解したことをもとに工夫し、楽しい万華鏡づくりをしたことがわかりました。また、新たな課題を見つけたクラブ員もいました。
次回の活動は、9月1日に小野先生が担当して行います。お楽しみに!