2024年9月22日(日)

 今回は、小野先生が担当です。テーマは「清少納言知恵の板」です。

 

 今回の活動は、工作したものをもとに、自分なりの課題を見つけ解決していくという今までとは違うプログラムでした。タングラムというカードを作り、いろいろな形を作っていきます。まずカード作りは、10cm四方の正方形の厚紙を7枚のカードに切り分け、形を作っていきます。ずれないように慎重な作業です。ちょっと苦戦したクラブ員もいましたが、全員完成しました。先生から課題として示された「家」「屋形船」「ろうそく」などの形を7枚のカードを使って作っていきます。

 次は、自分なりの課題解決の時間です。先生から示された課題とは別に、7枚のカードを使って形作りをします。先生からは「限りなくたくさんのパターンあるので、たくさん作ってください。」との話があり、クラブ員はそれぞれの形作りに集中して取り組みました。

 「みかん」「キリン」「音符」など、なかなか考えもつかないような答えが出てきました。予想以上にたくさん出てきて発表するホワイトボードをもう1枚増やすほどでした。先生も思いつかない形を作ったクラブ員はさらに次にチャレンジしていました。

 活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。

 「一つの形を作るのもどの形を組み合わせるかによって少しずつ形が変わっていくので難しかった。」

 「今回はどのように作るのかを考えるのではなく作ったもので考えるといういつもとは違うことができたので面白いと思った。」

 「作ること自体は簡単だった。でもそこから形を作ることはとても難しかった。」

 クラブ員それぞれが、それぞれの課題をもって取り組めたこと、自分で考えたことが、形となって表れることが楽しくて、またやりたくなる内容だったと振り返ったクラブ員もいました。

 

 次回の活動は、10月20日に大越先生が担当して行います。お楽しみに!