2024年10月20日(日)
今回は、大越先生が担当です。テーマは「草木染に挑戦! 藍染め作品を作ろう」です。
今回の活動は、色素分子に焦点を当て、色素分子が溶け出した液、抽出液(染色液)を利用した草木染に挑戦しました。その中で、今回はハンカチで藍染め作品を作りました。
まず、クラブ員たちは、大越清美先生から、藍染めのもとになるタデ科のタデアイという植物の話や草木染に関する身近な植物の紹介などの資料をいただき、その後藍染めの仕方を順序よく教えていただきました。いよいよ、実際に自分たちが藍染めをすることになりました。それぞれにハンカチの模様をデザインします。
ハンカチを結んだり、たたんで割りばしを使ってゴムで結んだりしながらデザインしていきます。これを絞り染めというのだそうです。その後。十分に水を含ませた後、水に混ぜた藍液にハンカチを入れ割りばしで布を動かして、染めムラのないようにします。一度引き上げ、空気にさらした後、もう一度液に入れて動かします。
最後はていねいに水洗いをして仕上げです。クラブ員たちは水洗いしているときに、自分のハンカチがどんな模様になっているのかワクワクしながら作業をしていました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「初めて藍染めを作った。輪ゴムで模様をつけたり染めたりするところが楽しかった。きれいな作品になったこともうれしかった。」
「同じ方法でやっても全く違う模様になるのが面白かった。」
「染物は難しいというイメージがあったが、やってみると意外と親しみやすいものだと感じた。学校の友だちともやってみたいと思った。」
植物の色素分子を利用した染物。クラブ員たちのほとんどが初めての経験で、新鮮な活動になりました。
次回の活動は、11月10日に日本弁理士会の先生が担当して行います。お楽しみに!