2025年2月9日(日)
今回のテーマは「干支のカライドサイクルを作ろう~立体図形を知ろう~」でした。
また、今年度最後の活動となるので、閉講式も併せて行いました。
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まず最初に「カライドサイクルとは?」ということでその語源について学びました。ギリシャ語で「美しい」「形・模様」「輪」を元にした造語であること、そしてこれは万華鏡と同じ語源からきていることなどを知りました。早速、製作に入ります。3つのカライドサイクルを作ります。一つは江戸時代からの伝承遊びであった「六角返し」、二つ目は「干支の六角形カライドサイクル」、最後に白紙の型紙に自分のデザインを書き込んだ「自分だけのカライドサイクル」です。
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組み立てるのがなかなか難しいこともあり、クラブ員たちは、それぞれが教え合い、聴き合い、話し合いながら制作していました。
活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「のりを貼る順番を考えることで、完成の仕方が変わる。もっと仕組みを知りたい。」
「シンプルだけど美しい。組み立てが難しかった。これを考えた人は苦労しただろうな、と思った。」
「カライドサイクルの魅力、美しさに気づいた。オリジナルのカライドサイクルづくりも楽しかった。江戸時代から子どもの遊びだったことにびっくりした。」
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今回のテーマであったカライドサイクルの作品が仕上がり、今年度最後の活動が終了しました。
その後の閉講式では、今年度の全ての活動に休まず参加したクラブ員へ「奨励賞」の表彰状が贈られました。そして、発明クラブの会長、郡山市ふれあい科学館館長からあいさつがあり、クラブ員を代表して、2名のクラブ員が一年間の活動を振り返って感想などを発表しました。
発明クラブの楽しさや面白さを感じる学びにつながりうれしくなりました。よりたくさんの人たちに広がってほしいと願っています。
来年度の活動は、5月11日(日)から始まる予定です。