2025年9月7日(日)
今回は、横田先生が担当です。テーマは「うちわを作ろう! うちわから見えてくるものは何かな?」です。

最初に、横田先生からうちわは、どのようなつくりになっているのか、うちわのモデルを使って、クラブ員への説明がありました。
クラブ員はうちわの扇部と柄の作りを調べ、自分のうちわ作りに生かそうと、何度も確認していました。その後、うちわの骨組みを調べ、紙の貼り付け方など、工夫する点を見つけていました。いよいよ、うちわづくりの開始です。

うちわづくりのもう一つのポイントは、紙の素材を工夫することです。何種類かの紙からいくつか選び、デザインを考えること、うちわの骨にていねいに紙を貼ることの2点です。見て涼しくなるような素材、見栄えのする美しさ、また、確かに風を送ることができる機能的なうちわの素材など、いくつかの観点で地紙を選んでいました。その後、誰一人同じものがない、自分だけのうちわが完成しました。クラブ員は、学んだことを生かして、もう一つ、オリジナルうちわの作成に取り組みました。

活動を終えた2名のクラブ員の感想を紹介します。
「うちわは昔、顔を隠すために使われていたことを聞いて驚いた。うちわの歴史を友達にも教えたい。」
「うちわの種類がたくさんあることにおどろいた。また、工夫しだいで、すずしくなったり、すずしく感じたりできることを知ることができた。」
クラブ員は、うちわを作る中で、新たな発見や工夫を通して、うちわの機能や美しさなど様々なことを学んでいました。
次回の活動は、小野先生が担当して9月21日に行います。お楽しみに!