2025年11月30日(日)
今回は、小野先生の担当です。テーマは「静電気で遊んでみよう」です。

最初に、小野先生から静電気についての説明がありました。「静電気の特性を生かして、身近な道具を利用して遊んでみよう」が活動のテーマです。
まずは「クラゲ・タンポポを作って遊ぼう」です。ポリプロピレン製の荷造りひもを使って、クラゲをイメージした「ふわふわ電気クラゲ」やタンポポをイメージした「ふわふわ浮かぶタンポポ」を作り、塩ビ管を布でこすって静電気を起こすとクラゲやタンポポが空中にふわふわ浮きます。まるで、自由に空中を飛んでいるかのようでした。

次に、挑戦したのは、「ぱちぱち跳ねるアルミ玉」です。これは、アルミホイルを一辺2~3cmの大きさにちぎり、丸めて、10~15個のアルミ玉を作りました。少し深さのある皿の表面をアルミホイルでしっかりおおい、その中にアルミ玉を入れて、静電気を起こしたクリアファイルを皿に近づけるとポップコーンのようにパチパチと跳ね上がります。
そのほか、静電気の力でプラスチックのコップを回す「くるくる装置」を作りました。いろいろな工夫をするとますます静電気の不思議が分かってきました。

活動を終えた3名のクラブ員の感想を紹介します。
「クラゲを作ったとき、ふわふわ浮かなかった。なぜそうなのかを調べてみたいと思った。」
「静電気はこの季節にビリっときていやだが、工作に利用してみて静電気を起こすのはたいへんだと感じた。」
「静電気の力でクラゲがふわふわ浮いたり、アルミ玉がパチパチとクリアファイルにくっついたりしているのがとても面白かった。」
クラブ員たちは、日ごろは嫌われがちな静電気について、そのパワーの大きさに驚いているようでした。
次回の活動は1月18日(日)に、横田先生が担当して「紙を折ろう 織ろう」を行います。お楽しみに!








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