【Aクラス】2020年2月8日(土)

 今回は「氷の不思議」というテーマで、いろいろな氷の性質を実験しました。

 中でも、氷に塩をかける実験では、元々冷たい氷がさらに冷たくなることが確かめられました。そこで、その性質を利用して、氷を釣る実験を行いました。

 まずは、割り箸やたこ糸を使って簡単な釣り竿を作りました。たこ糸の先を水で濡らして、塩にのせた氷にくっつけると、見事に釣り上げることができました。

 

 また、氷に関連して、雪の結晶の形を紙で作りました。

 雪の結晶は、いろいろな形がありますが、すべて点対称という特長があります。そこで、一枚の紙を折って、切り込みを入れ、それを広げることで雪の結晶の形を作りました。

 さらに、氷の世界である「南極の氷」にさわってもらう体験も行いました。

 身近にありながら、不思議な性質を持つ「氷」、興味を持った方はぜひ自分でも調べてみてくださいね。

【Bクラス】2020年2月15日(土)

 「氷の不思議」というテーマで、氷の温度を測る実験から始まりました。氷は0℃で凍り始めますが、冷凍庫から取り出してすぐの氷は-5℃前後でした。そこへ塩を加えると、-20℃以下まで温度が下がることもわかりました。

 さらに、そこへ水の入った試験管を沈める実験では、水を凍らせることができました。

 その一方で、氷に塩を加えると氷が融ける実験も行いました。このことは降雪時の融雪剤としても利用されています。

 後半には、氷にちなんで南極・北極の話にも触れました。南極も北極も冬場は一面氷の世界となります。しかし、生息する生き物や、氷の下が海であるか地面であるかといった違いを、クイズ形式で考えてもらいました。

 最後は、クラブ員の皆さんに、南極の氷をさわっていただきました。この氷は、自衛隊福島地方協力本部から当館へ贈呈されたものです。クラブ員の皆さんは、見たりさわったりして、冷凍庫の氷との違いなどを考えてもらいました。

 

 次回は、宇宙劇場で修了式を開催します。お楽しみに!