【Aクラス】2024年1月13日(土)

 今回は、氷をテーマに進めました。氷の作り方や、自然界で見られる氷に関する現象について、皆さんと考えました。とても寒い今の季節がヒントとなり、雪・氷柱・アイスモンスターなど色々出てきました。

 氷は暖かい場所に放置すると溶けますが、氷を置く材質によって溶けるスピードが違います。ガラス・紙・ステンレスの上に氷を置き、溶ける前に予想を立てました。しばらく時間が経って結果が判明し、その意外さに多くの皆さんは驚いていたようです。

 氷は地球だけではなく、宇宙にもあります。クラブ後半では、彗星を作りました。彗星は汚れた雪だるまのような核を持っていますので、核を作るにあたっては泥水を使用しました。そこにドライアイスの塊を入れると、泥水の氷でコーティングされた彗星ができました。太陽をイメージした赤外線ライトに近づけると、表面が溶けて筋状の煙がスーッと出てきました。これが彗星の尾になります。クラブ員の皆さんは、夢中になって取り組んでいました。

【Bクラス】2024年1月27日(土)

 Bクラスでも氷についてより理解を深めていく実験をグループで行いました。

 水が0℃から凍りはじめることは皆さん知っていましたが、氷は常に0℃ではありません。実際に冷凍庫から出したばかりの氷の温度を測ると、-2~9℃になりました。さらに塩を加えると、塩が氷の熱を吸収し、ぐっと温度が下がります。-10℃を下回るグループもありました。

 今回は、この性質を利用して「氷釣り」挑戦していただきました。皆さん、とても上手に釣って楽しんでいました。

 後半も、氷の浮き沈みの謎に迫る実験や彗星を作る実験など、様々な氷の実験を行いました。また、工作も行いました。

 雪の結晶は、針状・角柱・扇状・樹枝状など100種類以上を超える形が確認されています。今回は、雪の結晶のでき方や種類について知っていただいた後、扇状の結晶を紙で作っていただきました。Bクラスでは雪の結晶について関心が高い子が多く、熱心に作成していました。また、本物を作りたいという子もたくさんいましたので、「平松式ペットボトル人口雪発生装置」という方法を紹介しました。興味がある方はぜひご家庭でお試しください。

 

 次回は、天文パート「宇宙の天体を知ろう!」です。お楽しみに!