【活動報告】令和６年度 天文クラブ 第２回

　前回はレンズや鏡を使って望遠鏡のしくみを実験しました。今回は、その経験をふまえて望遠鏡の工作を行いました。今回作ったのは、コルキット「スピカ」という望遠鏡で、シンプルながらも土星の環まで見ることができます。

　工作は先生の説明を聞きながら進めました。所々、難しいポイントや間違えやすいポイントがありましたが、しっかりと説明を聞きながら丁寧に作っていきました。ほとんど完成に近づいたところで、ビニールテープやマジックペンで好きなようにデザインしていきました。形はみんな同じですが、自分だけの望遠鏡に仕上げることができました。

　完成したあとは、三脚や手持ちでピントの合わせ方を練習しました。最初は「見えない」と言っていた人も徐々にピントを合わせられるようになっていき、外の景色を見ることができました。

　次回はこの望遠鏡を使って月の観察を行います。また、今は太陽が沈んだ後の西の空に金星、21時頃には東の空に土星、明け方の東の空には木星と火星が見られます。ぜひ、お家でも実際に天体の姿を観察してみてください。