【活動報告】令和６年度 科学クラブ 第２回

　今回の活動では「マジック」をテーマに、そこに使われた科学のタネやしかけを実験・工作をとおして体験しました。

　前半は、コインより小さな穴にコインを通す「通り抜けるコイン」や、二重の封筒に入った紙の文字を透視する「魔法の筒」、お茶のような液体を一瞬で透明に変えてしまうマジックなどを行いました。初めて見ると不思議なマジックも、原理を知って体験することで、クラブ員同士で楽しそうに互いに披露し合っていました。

　後半は、偏光板を使って、箱の中に実体のない黒い仕切りが見える「不思議な箱」や、ペットボトルをにぎることで中の魚が動く「浮き沈みする魚」、そして、屈折率の性質を使って油の中にガラスのコップが消える「コップが消える液体！？」の３つのマジックに挑戦してもらいました。

　中でも「不思議な箱」の工作では、偏光板の向きがわからなくなって苦労するクラブ員もいましたが、全員無事に完成させることができました。また、「コップが消える液体！？」の実験では、映像などで見たことがあるというクラブ員もいましたが、目の前で実際に消える様子に驚いているようでした。