オリジナル星座を作ろう 2025年9月20日(土)

 今回は「オリジナル星座を作ろう」をテーマに、星座の歴史や世界の星座を学びました。

 はじめにプラネタリウムで活動しました。秋分の日の前ということで太陽の沈む様子を見ました。太陽が真西に沈んでいくのがわかり、季節の変化を知ることができました。星が出てからは夏の大三角を使ってやぎ座を探したり、秋の四辺形から土星を見たりしました。

 その後、星座の歴史を紹介しました。約5000年前に星座が誕生し、時代でいろいろな星座が作られました。南半球にもさまざまな星座があることを学びました。そして、現在、使っている星座以外にも星座があったことや、古代エジプトや中国の星座なども見ていきました。時代や地域によって、独自の星座が生まれていることがわかりました。

 後半は、星座早見盤の工作をしました。何度かつくったことがある子もいて手際よく作っていました。そして、早見盤のいろいろな使い方を練習しました。体を使って角度を測る方法を紹介し、星がどの高さに見えるのか、星座の大きさなどを調べました。月がどのくらいの大きさかを聞いてみると、10度や20度などかなり大きいイメージを持っていることがわかりました。実際には0.5度ほどしかなく、小指に隠れることを知るととても驚いていました。10月6日のお月見の日にぜひ確かめてみてください。

 最後にオリジナル星座を描いて、昔の人たちがどんな気持ちで星座を作っていったのかを体験しました。プリンやアップルパイ、好きなキャラクター、ダジャレのきいた星座などユニークな星座が出来上がりました。現在使われている星座は88個ですが、これからもぜひいろいろな楽しみ方を見つけてみてください。

 

 次回は10月18日(土)に「望遠鏡作り」を行います。自分だけの望遠鏡を作ってみましょう!