宇宙はどんな世界 2021年11月10日(水)
この広い宇宙には、恒星や惑星など様々な天体があります。前半は、私たちの住む地球が太陽系の中でどこに位置し、更に太陽系は銀河系の中でどこに位置付けられるのか話しました。これには、多くの人が長い年月をかけて理論や望遠鏡による観測を蓄積していった結果、宇宙観が少しずつ明らかになっていったのです。
次に、最も身近な恒星である太陽について、観測結果や内部の物理状態などの内容を展開していきました。太陽を知れば、他の無数に輝く恒星内で何が起こっているのかを知る良い手掛かりになります。
後半は、銀河と地球を含む太陽系の天体が、どのようにして形成されたのか説明しました。その際、天体の模型や天体の運動に関するグラフを使用するなどしてイメージし易くなるよう工夫しました。
今後も、ぜひ本物の夜空で星を観察し、今回取り上げたテーマについて最新の天文ニュースと交えながら理解を深めていただければと思います。
次回は、11月24日(水)に「星空の文化に親しむ」をテーマに行います。星の動きや並びを元にしてできた、星座や暦などについて紹介します。