星空の文化に親しむ 2021年11月24日(水)
星空を昔の人はどのように見てきたのか、プラネタリウムを会場に紹介しました。
星座の成り立ちを復習し、星座以外での星の見かたを、中国と日本を例に見ていきました。
そして、神話で語られる宇宙誕生について振り返り、太陽と月のリズムから作られていった暦について、プラネタリウムで天体の動きを再現して確認しました。
占いについての成り立ちを振り返り、体系化された占星術が作られるまでをご紹介しました。プラネタリウムでは、歳差運動による星座と十二宮のずれを見ながら、占星術ができて現在までにどのような変化があったのかを見ていきました。
七夕やお月見といった日本でなじみ深い風習についても、その成り立ちから日本で現在の形になるまでをご紹介し、旧暦とのつながりも確認しました。
改めて星空を見上げ、生活とのつながりや人々の意識のなかで宇宙をどうとらえてきたか、改めて振り返っていただければと思います。
次回は、12月8日(水)に「星空案内の実際」をテーマに行います。これまでの知識をもとに、多くの人と星を楽しみ伝えるコツを紹介します。