星空案内の実際 2021年12月8日(水)

 これまでの講座で星の見方や文化、天文学、望遠鏡についてなど、星空案内に必要な知識やスキルを紹介していきました。最後は、それを使って星の魅力を伝えるための基本的なノウハウを紹介しました。

 星空案内というと、つい構えてしまって自信が持てないことが多いものです。まずは、家族や友人など身近な人とのコミュニケーションの中で、簡単な星の話をしてみましょう。その積み重ねが自信になり、星空案内の楽しみがわかるようになっていきます。途中、グループに分かれてもらい、「すばる」をテーマに思いつくことを話し合ってもらいました。星の「すばる」をはじめ、望遠鏡や自動車など、様々な話題が飛び交い、参加者同士の交流にもなりました。

 

 また、星空案内を行う方法の一つに天体観望会があります。そのやり方も様々な方法があり、それぞれ気を付けるポイントがあります。事例紹介をしながらどのように観望会を開催していくかも紹介していきました。

 実際に企画を立てて開催するのはハードルが高くなりますが、そのノウハウを知っているかどうかで、星空案内の良さが高まりますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

 次回はいよいよ最終回です。1月16日(日)に「認定証授与式および特別講座」を行います。今年度の認定者でお祝いしましょう。特別講座では、みなさんからの質問にお答えしていきます。