【活動報告】令和５年度 天文カレッジ 第１期講座 第７回

　今年度の「星のソムリエ®になりませんか？」もいよいよ授与式前の最後の回となりました。今回は、これまで学んできた知識や技術を使って、どのように星空案内を行うのかをご紹介しました。

　星空や宇宙の話をしようと思ってもその話題は膨大です。すべてを把握することはできません。そこで頼りになるのが仲間です。わからないことがあれば仲間に聞いたり、望遠鏡が苦手な場合は任せたりすることで、一人では自信が持てないことも乗り越えられます。講座では、４～５人のグループになって、「すばる」についてそれぞれ思いつくことを話してもらいました。楽しそうに話をされていて、自分とは違う話題も関心を持って聞いていました。ぜひ、たくさんの仲間を見つけてみてください。

　後半は、星空案内を行う際に、どのように準備をするか、どのようなところに気をつける必要があるかを、観望会の企画を例に紹介しました。自分自身で観望会を開くのは敷居が高いものですが、一緒に観望会スタッフとして活動する際にそのノウハウが生かされていきます。まずは、各地で開催されている観望会に参加して実際に体験してみると勉強になります。

　これで今期の講座は一通り終了となります。まだまだわからないことも多いと思いますが、これから末永く星空と宇宙を楽しんでいただけたらと思います。