投映時間
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番組内容
太陽系の8個の惑星たちはどれも興味深い素顔をしています。それぞれの惑星たちの姿を見るツアーにご案内いたします。
今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。
解説員からの番組の見どころ
安藤解説員
この頃は夕焼け空に明るく金星の輝きを見ることができます。そして、夜中近くなると土星や木星が昇り、惑星たちが目を引きます。目で見るとほかの星とほぼ変わらない点にしか見えませんが、望遠鏡を使うとその表情を捉えることができ、ガリレオ以来多くの天文学者によって観測されてきました。それが現在では探査機で接近して撮影するということも加わり、さまざまな方法で惑星の正体の観測が続けられています。
その興味深い素顔をご紹介していきますので、デジタルプラネタリウムが描く目の前に迫る惑星の姿を楽しみながらご覧ください。
佐藤解説員
太陽のまわりをまわる8個の惑星は、大きさや構造、衛星の数など、同じものはなくどれも個性的です。その詳細な姿は、主に探査機によって明らかにされてきました。特に有人探査計画もある火星は、これまで最も多くの探査機が訪れ、最近では地上の様子までもが鮮明に見られるようになりました。
今回の太陽系ツアーでは、これまで探査機によってアップデートされてきた最新の惑星の世界を見に行きます。プラネタリウムで再現される惑星の世界をお楽しみください。そして、その中でみなさんのお気に入りの惑星を見つけてみてください。
惠川解説員
太陽系の惑星は、地球から見て月の次に近く、望遠鏡で観察した時にその大きさや色などが良く分かる身近な天体です。宇宙スケールでいえばお互いの天体は近いのですが、私たちが日常で扱う距離の尺度で考えると非常に遠くにあるように感じられます。
実際に惑星へ行くのは大変な労力と長い時間がかかるのですが、今回はプラネタリウムを使って、宇宙船に乗った気分を味わいながら各惑星に接近し、地球とは全く違う環境について紹介します。
山村解説員
惑星は夜空を見上げれば肉眼で見られるものもあり、私たちの住む地球を含め、身近な天体です。しかし、そんな惑星たちには、まだまだ知らないことや分かっていないことが多くあります。
今回は改めてそれぞれどんな天体たちなのか、また、人類は惑星たちの謎を解明するためにどんな探査をしようとしているかをご紹介します。