100年前に初めて公開されたプラネタリウムに人々はとても驚きました。
©Deutsches Museum München

プラネタリウムが映し出す星空の様子をご覧ください。

現在のプラネタリウムが表現できるさまざまな宇宙の姿もお楽しみください。

投映時間

投映スケジュールをご覧ください。

番組内容

 プラネタリウムが誕生し100年になります。その歴史とプラネタリウムが表現する星空の様子をご紹介します。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

解説員からの番組の見どころ

安藤解説員

 1923年にプラネタリウムが試験公開されて100年を迎えます。昼に星が輝く空間を作り、何年もの天体の運行をたちどころに再現するタイムマシンのような機械に人々は非常に驚きました。その後機能が充実し進化を続けてきましたプラネタリウムは、この郡山でも60年以上にわたって人々を星空へと誘ってきました。

 今回はプラネタリウムの機械自体にもスポットを当てます。普段なかなかご紹介できない機能も含め、さまざまな星空・宇宙の様子をお楽しみいただきましょう。

佐藤解説員

 現在の当館のプラネタリウムは2012年の改修によって光学式プラネタリウム(スーパーヘリオス)とデジタルプラネタリウム(バーチャリウムⅡ)を合わせたハイブリッド・プラネタリウムとして誕生しました。デジタルプラネタリウムの機能によって、地上の星空だけでなく宇宙のあらゆる姿を再現し、ドームスクリーンいっぱいに広がる映像は観ている人を宇宙へと連れていってくれるような体験をさせてくれます。光学式プラネタリウムはもちろん、デジタルプラネタリウムの機能を活かしてみなさんを宇宙へとご案内します。

 1月にはこのデジタルプラネタリウムが新しく生まれ変わります。残りわずかの現在のシステムをお楽しみいただき、リニューアル後の新しいデジタルプラネタリウムもお楽しみください。

惠川解説員

 プラネタリウムを使用すると、宇宙に散らばる様々な天体の位置や動きについてまるで本物の星空を見ているかのように表現することができます。単に天体を映し出すだけでなく、写真や映像を流し、過去や未来の星空に設定することも可能です。

 今回はプラネタリウムの辿った歴史、そして宇宙を表現する様々な可能性について星空を見ながら紹介していきます。

山村解説員

 プラネタリウムの発明には、星空と惑星の動きを知りたい、再現したいという人々の思いがあります。時間とともに星が動いていく様子、緯度によって見られる星空が変わる様子、惑星や月、太陽の位置変化など、再現する星空や天体の運行はさまざまです。今回はプラネタリウムの基本的な動きとともに、プラネタリウムが魅せる星空の様子をご紹介します。